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初めての切り絵☆作り方

初めての方へ☆カッターで簡単切り絵の作り方☆写真多数で手順ばっちり

投稿日:2017年9月3日 更新日:

こんにちは。切り絵の作り方ウェブマガジンのTomokiです。

今回は切り絵の作り方を紹介していきます!

いい道具(といってもどれも数百円です)が揃えば、あとは練習あるのみでどんどん上達しますよ♪

素敵な切り絵の作品を作って、家族やお友達に見せたり、SNSで公開したりして、みんなを「あっ」と驚かせちゃいましょう!

※アニメキャラの切り絵の作り方はこちら

1、切り絵を始めるのに最低限必要な物

とらちん
切り絵を始めるには何が必要ですか
Tomoki
基本的な道具と材料は以下の7つです

1,切り絵用のカッターナイフ(デザインナイフ)

2,カッターマット

3,セロテープ (ホッチキスでも可)

4,のり

5,図案(下絵)

6,色画用紙

7,台紙

Tomoki
ひとつずつ説明していきます。

1,切り絵用のカッターナイフ(デザインナイフ)

Tomoki
カッターナイフはアート用の物を使うことが上達への近道です。段ボールを開封したりするときに使うカッターナイフは、小回りが利かないのでおすすめできません。

↓このタイプのカッターは切り絵には向いていません。

↓切り絵向きのカッターナイフでお手頃価格のもの

グーグル検索:オルファアートナイフ10B

メーカーは「オルファ」で、「アートナイフ10B」という商品です。替え刃付き。

切り絵界隈では、「アートナイフ」または「デザインナイフ」と呼ばれる、鉛筆のように握れるナイフです。

↓刃は消耗品で、取り外し、交換します。

切り絵を始めるにあたり、必ずこのタイプのナイフを用意することが肝要です。

2,カッターマット

Tomoki
カッターマットも必須アイテムです。

お手頃なカッターマット プラス カッターマット 両面 A4 230×320mm グリーン 48-573(amazon)

3,セロテープ (ホッチキスでも可)

とらちん
これは家にあったので持ってきました!

コクヨ テープカッター カルカット ハンディタイプ 小巻き 白 T-SM300W(amazon)

4,のり

Tomoki
これも家にあるのりで構いません。小さい作品ならスティックタイプでもOKです。大きい作品(A4以上くらい)は量を沢山使うので、工作用のりがおすすめです

工作用のり ヤマト エコミュ ヤマト糊 チューブタイプ E-T-100(amazon)

5,図案(下絵)

Tomoki
図案とはペラペラのコピー用紙に印刷(描写)した「下絵」です。図案を手に入れる方法は後から詳しく紹介します。

6,色画用紙

Tomoki
切り絵になる紙です。最初は黒色がおすすめです。

大王製紙 画用紙 再生 色画用紙 四ツ切サイズ 10枚入 くま(こいくろ)熊(濃い黒)(amazon)

7,台紙

とらちん
台紙って何ですか?
Tomoki
切り終えて穴空きになった色画用紙(=切り絵)を貼り付ける白い厚紙のことです。

↓厚手のスケッチブックなどで代用してもOKです。

切り絵の図案を手に入れる方法は?

・図案は切り絵の作り方ウェブマガジンから無料でダウンロードしちゃってください!当サイトから図案を無料でダウンロード→初級 中級

当サイトに切り絵の図案ギャラリーがオープンしました!サイト内記事:切り絵の図案ギャラリー

このページで紹介している、もみじの図案もダウンロードできるので探してみてくださいね。

あと、切り絵の図案を紹介している本も出ています。サイト内記事:切り絵の図案をゲットできる本まとめ

☆図案を自分で描いてしまう方もいますが、最初のうちはとても難しいのでこのページでは紹介していません。自分で図案を描きたい方はこちら。サイト内記事:切り絵の図案の描き方

☆100円均一の道具は使えるの?☆

そうですね、使えるものと使えないものがあります。

カッターマットは、ある程度の大きさ(A4くらい)のものが100円で運よく見つかれば、結構使えます!

色画用紙や台紙など紙類は十分に使えます。

のりは有名メーカーのものがいいですよ。100円均一にも有名メーカーのものが売っているので探してみてください。

一つだけ注意なのですが・・・100円カッターナイフ(デザインナイフ)だけはおすすめできません・・・。試しに買ってみたことがあるのですが、先端のがたつきがあって、とてもカッティング作業がやりにくいです。あと、替え刃が100円均一の店舗にあったりなかったりで・・・結局買いなおす羽目になる可能性が高いのでおすすめできません。

※切り絵の「道具」と「材料」だけに特化して、超詳しく紹介しているページはこちら。

2、色画用紙に図案をセットする。

Tomoki
それでは、早速セットしていきましょう。
とらちん
はい!

↓色画用紙の上に図案を重ねます。写真のように、色画用紙が図案より少し大きめになるようにしましょう。そして、図案と色画用紙を4~6か所セロテープで固定します。

画用紙の裏表に注意しましょう。比較的ザラザラ・ボコボコなのが裏側です。よくわからない場合は、裏表はどちらでもOKです。

3、画用紙を切っていく。

セットした切り絵をカッターマットの上に乗せます。

とらちん
緊張してきました!
Tomoki
刃物を扱うので適度な緊張感は大事です。ただ、手に力を入れすぎないようにしましょう。

それではいよいよ、画用紙の黒いところが残るように、図案に沿って切っていきます。基本の動作は、奥から手前に引いて切っていきます。

↓奥から・・・

↓手前に。

↓図案の紙と画用紙と両方を切るので、ちゃんと2枚ともが切れているか確認しながら切っていきましょう。

図案の細かい所から先に切っていきます。紙は大きく切れば切るほど弱くなっていきます。細かい部分は、紙が強いうちに済ませておきましょう。

↓写真のように、デザインナイフの刃の進行方向に手をやっては絶対にいけません。けがの原因になります。デザインナイフの安全な扱い方はこちらの記事で紹介しています。

↓自分が切りやすい(刃を運びやすい)方向になるように、くるくる紙を回転させながら切っていきます。

とらちん
もみじの内側が全部切れました!

Tomoki
次は輪郭を切っていきましょう。切り抜かれた色画用紙が弱くなっているので、グチャっとなりやすいです。慎重にいきましょう。
とらちん
はい!

↓もみじの内側が切れたら、もみじの輪郭を切っていきます。このとき、まだ枠は切らないでとっておきます。

↓もみじの輪郭が一通り切れたら、枠の内側を切っていきます。直線は、写真のように、定規をあてて切っていきます。

↓もみじの輪郭と枠の内側が切れました。切り抜いた部分を丁寧に外しましょう。

↓切り絵の枠の外側を定規を当てて切っていきます。

とらちん
枠も切れました!

4、切り終わったら図案を外す。

Tomoki
図案をそっと外しましょう。

筆者は過去、切り終えた嬉しさのあまり、雑に図案を外して画用紙(作品側)を破いてしまったことがあります。

落ち着いて、慎重に図案を外していきましょう。

5、仕上げをする。

図案を外したら、白い紙の上に切り絵を乗せ、チェックしていきます。

「切り残し」や「ささくれ」がないかチェックし、仕上げておきましょう。

8、切り終わった色画用紙にノリを付ける。

Tomoki
次はノリ付けです。

切り絵の裏面を上にして、無地の画用紙の上などに乗せてのりを付けていきます。(写真は説明しやすいようにチラシの上に乗せていますが、色が移ってしまうことがありますので、無地の画用紙の上でやるのがおすすめです。)

Tomoki
切り絵の表と裏を間違えないようにしましょう。必ず裏面にのりを付けます。
とらちん
はい!

切り絵にまんべんなくノリをつけていきます。ノリが表側につくと白くなってしまうので、注意しましょう。

6、切り終わった画用紙(切り絵)を台紙に貼っていく。

「色画用紙」とか「台紙」とか、こんがらがってくるので、ここで一息入れさせてください。下の「作品の完成画像」をご覧ください。

黒い部分→色画用紙(切り絵)

白い部分→台紙

ですので、お間違え無く☆

台紙は、切り絵より少し大きいサイズにあらあじめカットして用意しておきます。

切り絵にまんべんなくノリを付けたら、用意した台紙の上に貼っていきます。

台紙は必ず厚めの紙を使用してください。(筆者は画用紙を利用することが多いです。理想は厚紙ですが、手に入りにくいので、白い画用紙でも可です。)コピー用紙などのペラペラな紙だと、ノリでしわしわになるので、失敗の原因になります。

↓切り絵と台紙の左右のバランスを見ながら、切り絵をそっと台紙の上に乗せます。そして、切り絵にしわが寄らないように慎重に貼っていきましょう。

とらちん
何か貼るときのコツはありますか?
Tomoki
作品にしわが寄らないようにするコツは「全体的に貼っていくことを意識し、手早く貼る」です。部分部分に集中して時間をかけて貼ってしまうと、ノリが乾いてきてしまったり、切り絵に歪みが出て結果的にしわになってしまうことがあります。最初は難しいですが、数をこなして上手く貼れるようになりましょう!

7、完成!

とらちんは右下に自分のサインを入れました。サインの入れ方はこちら。

とらちん
わーい!できました!額に入れて飾ろう!
Tomoki
お疲れさまでした!

※切り絵の「道具」と「材料」について、もっと詳しく知りたい方はこちら。

おまけ 色の付け方

とらちん
Tomokiさん!この作品、色を付けたくなってきました!
Tomoki
え、色付けは台紙にノリ付けする前にするんですよ。貼ってしまったあとはできません。
とらちん
そ、そんなーーー!・・・ちょっと出かけてきます!
Tomoki
え、どこ行くの?

30分後・・・

とらちん
トラエモンに借りてきました!タイムマシン!
Tomoki
・・・

・・・というわけで、ちょっと無茶な展開ですが、とらちんはノリ付けの前まで戻って、この切り絵に色付けをすることにしました。

現実では、切り絵を台紙にのり付けしてしまってからは、基本的には色付けはできないので注意しましょう。

とらちん
ここまで戻ってきましたね。
Tomoki
そ、そうですね・・・。では、早速、色を付ける方法を教えますね。
Tomoki
今回は、一通り切り終えた切り絵本体に、カラー折り紙を貼り付けて色を付ける方法です。これは切り絵の色の付け方で、私が一番おすすめしている方法です。
とらちん
そうですか、はーい。
Tomoki
とらちんが、画用紙(切り絵本体の方)を切っていく前に、図案を用意したのを思い出してください。

↓切る前の図案と画用紙。

とらちん
はい。プリンターでコピーした図案ですね。
Tomoki
それと全く同じ図案をまた1枚用意しましょう。
Tomoki
必ず、画用紙を切る前に用意したものと同じ縮尺でコピーします。今回は仕方ないですが、最初から色を付けようと決めていた場合は、その時点で2枚用意しておくといいですよ。
とらちん
はい、図案が用意できました。
Tomoki
次に、色を決めましょう。今回は折り紙を切って色を付けます。もみじに付けたい色を選んでください。今回は3色にしておきましょう。
とらちん
えーと、じゃあこの3色にします!手前のもみじを黄色に、左が赤色、一番小さいのを黄緑にします!

Tomoki
決まりましたね。では、一番手前のもみじの分の、カラー折り紙を切り抜く準備をします。
Tomoki
下の写真のように、先ほどコピーした図案の下に、黄色の折り紙を入れます。そして、折り紙が手前のもみじの領域に全部入るように調整します。
Tomoki
図案から少し折り紙が透けて見えるので、実際は写真よりも見やすくなります。位置が決まったら2枚をセロテープで固定します。

とらちん
できました!
Tomoki
固定できたら、手前のもみじの輪郭線の、だいたい真ん中を切っていきます。

とらちん
輪郭線からはみださないように注意だなっと・・・
とらちん
よし、切り抜けました!

Tomoki
同じ要領で、他の色も切っていきます。

とらちん
できました!
Tomoki
折り紙が全部切れたら、切り絵の本体の方を裏返し、チラシなどの上に乗せます。
とらちん
作品の裏と表を間違えないようにしなくちゃな・・・
Tomoki
切り絵の本体を裏返しましたね。
Tomoki
では、本体裏側にノリ付けをします。そしてさっき切り抜いたカラー折り紙を、下の写真のように、折り紙の色が表側になるように貼り付けていきます。

とらちん
はみ出さないようにしなくちゃ・・・
Tomoki
そうですね。輪郭線からカラー折り紙がはみ出ないようにしましょう。
とらちん
折り紙を全部貼れました!
Tomoki
お疲れ様でした。台紙に貼って作品を完成させましょう。

とらちん
わー!いい感じだ!早速部屋に飾ります!

応用編:色に変化をつける

下の写真をご覧ください。赤いもみじの根元側をオレンジ色にして、色に変化を出してみました。

このように、いろがみを切り分けることで、色に変化を持たせることもできます。

とらちん
切り絵、最初は難しそうだったけど、意外に初めてでも簡単にできました!一緒に切り絵を始めてみませんか☆

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