切り絵の作り方ウェブマガジンのTomokiです。今回は介護のレクリエーションとして切り絵がおすすめな8つの理由を紹介します。
☆カッターナイフ(デザインナイフ)を安全に扱える方が対象の前提となります。カッターナイフの安全な扱い方
誰でもできます
切り絵は誰でも簡単に始められます。そして、絵を描くのが苦手な人でも、全く問題なく始められます。
切り絵の簡単な作り方(手順)は、当サイトで写真付きで紹介しています。こちらからどうぞ→簡単切り絵の作り方
準備・片付けが簡単です
切り絵はいつでもスタート、いつでも中断できます。
例えば陶芸は、腰が痛くなっても目が疲れても、キリがいいところまで作業を進めないといけません。(粘土が乾いてしまうためです。)そのほか、油絵や水彩画などは道具の後片付けが大変で、一回描き始めたらなかなか離れられません。
ですが切り絵にはそういった制限はありません。切りかけの作品はクリアファイルに挟んで。カッターナイフはキャップを付けて筆箱へ。これだけなので、他の芸術レクリエーションに比べてとても楽です。
介護者は見守るだけでOKです
最初は必要物の買いそろえ、手順の説明、道具の使い方の説明などが必要ですが、あとは黙々と切っていくだけです。集中力のある方なら1日中楽しめるのではないでしょうか。地元の市民美術展覧会などでお年寄りが制作された綿密に切り込まれた切り絵を見かけることがあります。お年寄りの方の集中力と器用さにはいつも驚かされます・・・。
安価にできます
切り絵の必要物は安価です。画用紙(一枚あたり数十円)、ノリ(百円程度)、カッターナイフ・カッターナイフの刃(数百円)、図案(当サイトの無料図案、もしくは本の購入)、コピー代(コンビニ十円コピー)などの材料や消耗品を購入するだけで末永く切り絵を楽しめます。
手と頭を使うので健康的
認知症の予防には、脳を心地よく刺激する「脳トレ」が有効です。その「脳トレ」のひとつとして、手を動かし「感覚」を刺激することが挙げられます。
切り絵は「脳トレ」にピッタリな作業です。
介護施設のイベントにも
介護施設で希望する方に切り絵をやっていただいて、展示会をしたら面白そうですね。自分の作品が見てもらえるので、生きがいにもつながります。また作品を施設に常設展示させていただいたり、ご自宅に持ち帰っていただいて飾っていただくなど、作品を作るという作業だけでなく、作品がが出来たあとの楽しみもあります。
以上、介護のレクリエーションとして切り絵がおすすめな7つの理由をお伝えしました。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。